彩クリWEB

写真・イラストなどの無料素材から企画モノや旅行・グルメの情報まで、生活を彩るコンテンツ満載のバラエティ情報サイト - 彩クリWEB [ サイクリウェブ ]

TOP > 娯楽:コラム 「シャッターの話

シャッターの話

2009/03/26
担当:才谷

カメラには「シャッター」という部品が付いています。
「シャッター」はフィルムやデジカメのセンサーに伝える光の量を調節するための部品です。

シャッターは、フィルムやセンサーに余計な光を伝えないようにするために、通常は閉まっています。 シャッターボタンを押すとシャッターは開き、フィルムやセンサーに光が伝わるようになります。

開いたシャッターは、「ある時間」を経過すると再び閉まります。 その「ある時間」のことをシャッタースピードといいます。 シャッタースピードは秒単位で示され、その値が小さければ小さいほどシャッターが開いている時間が少ないことを意味します。 シャッタースピードはカメラで設定できる範囲で自由に変更することができます。

ところで、なぜシャッタースピードは調節できるようになっているのでしょうか?

写真というものは、光によって映像化された被写体が、フィルムやデジカメのセンサーに伝わることで撮影されます。

ところが、フィルムやセンサーが受け付けられる映像 ( =光 ) の量というのは一定範囲に決まっており、その一定範囲を越えて光を受け続けてしまうと、受光量過多で白くとんでしまった写真が出来あがってしまいます。

たとえば、↓のような感じ。

白とびサンプル1白とびサンプル2

そこで、光を伝える量を時間で調節するために考案されたのが「シャッター」です。

フィルムやセンサーにたくさん光を伝えたいなら、シャッタースピードを遅くする。
逆に、光を伝える量を少なくしたいのであれば、シャッタースピードを速くする。

こいういう風に光を伝える量を調節するために、シャッタースピードは調節できるのです。

  • ※ 受光量過多は人間の目でも起こります。
    簡単な例は「トンネルを抜けたあと、一瞬目の前が真っ白になる」っていうあれです。
おわり
  • ※ 本ページに掲載されている記事、及び、画像の無断掲載・転用はご遠慮願います。
Amazon フラストレーション・フリー・パッケージ! 今すぐチェック!Amazon フラストレーション・フリー・パッケージ! 今すぐチェック!
春日部あたり

バックナンバー バックナンバー

パソコンネタ
写真・カメラネタ
料理ネタ
一般ネタ