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土鍋の扱い方

2009/11/05
担当:天河

今まで使っていた土鍋が割れてしまったので、
新しい土鍋を買う事にしました。

土鍋を長持ちさせるには、鍋のあとに雑炊をすると良いとよく聞きますが、
本当にそれだけで土鍋って長持ちするものなんでしょうか?
何か他にも良い方法というか、コツみたいなものがあるんじゃないでしょうか?
せっかくなので、この機会にちょっと調べてみたいと思います。

土鍋について気になっている方は結構いらっしゃるようで、
少し調べただけでも、かなり沢山の情報が出てきました。
でもそれを全部書いてしまうと膨大な量になってしまうと思うので、今回は
その中から私が気になった情報だけを、かいつまんで並べてみることにします。

・使い始めに米のとぎ汁を弱火で2時間弱煮て、一晩放置する

新品の土鍋は土臭さが残っていたり、土 ( 陶肌 ) の結びつきが粗く、
水がしみこみやすくなっていたりするそうです。

この土臭さを取ったり、土 ( 陶肌 ) の結びつきを強化するためには、
おかゆ・くず野菜・水に溶いた小麦粉・米のとぎ汁・塩ひと掴みなど、
色々なものをそれぞれ煮ると良い、という情報が出てきました。

けれど、おかゆ・塩・小麦粉などの食材を使うのはもったいないし、
くず野菜は具体的にどの野菜を使うかまではわからなかったので、
( 下手な野菜を使うと鍋に匂いがついてしまいそうですし… )
米のとぎ汁を弱火で2時間弱煮て一晩放置する、という方法が、
自分には一番良いように思えました。

米のとぎ汁だったら、普段は捨ててしまっているものなので、
作業終了後に捨てるのも気兼ねしないし、一晩置くというのも、
とぎ汁に含まれている米の粒子が鍋肌に浸透していく感じがして、
土 ( 陶肌 ) の結びつき強化にはもってこい! な方法に思えます。

ちなみに、この作業を「目止め」と言い、新しい土鍋を使う時はもちろん
ですが、しばらく使っていなかった土鍋を再度使う前にも行うと、
さらに鍋が長持ちしてくれるんだそうです。

・土鍋を火にかける時は鍋底の水気をよく拭いておく

土鍋は一見とても頑丈そうですが、
急激な温度変化を加えると膨張差と収縮差から割れてしまうそうです。

鍋底に水気が残っている状態で火にかけてしまうと、
水気がついている部分とついていない部分で温度差が生じ、
それによる膨張率の違いで割れてしまう事もあるんだとか。

気づかずにやってしまいそうな事だけに、気をつけたいです。

ちなみに、土鍋は煮汁と材料を入れてから火にかけるのが基本。
これも急激な温度変化を避けるため、という理由からですね。

・土鍋は完全に乾かしてから収納する

土鍋に水気が残っている状態で収納しておくと、
カビが生える事があるそうです。
これを防ぐために、収納する前にはよく乾かす必要があります。

ちなみにカビが生えてしまったら、鍋の8分目まで水を入れ、
そこに酢を大さじ2~3杯加え、10分程煮立てるとカビが取れるとか。

それでカビが取れない場合は、残念ながら買い替え…それは避けたい!

今のところカビを生やした事はないですが、
できるだけ長~く使っていきたいので、気をつけたいです。

今まで特に調べもせず、かなり適当に扱ってきた土鍋。
それでも10年近く使えていたんですが、実は結構、
綱渡りだったんだと今回の調査で発覚してしまいました。( 汗 )

せっかく新しく買った土鍋、今回調べた内容を忘れないようにして、
前回使っていた土鍋よりも、さらに長~く大事に使っていきたいと思います。

おわり
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