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東京都葛飾区にある「水元公園」に行ってきました。
「水元公園」は「小合溜 ( こあいだめ )」という遊水地に沿うような形で形成された、東京都唯一の水郷公園です。

東京都最大規模を誇るこの公園には、小合溜から引かれた水路を利用した人工の浅瀬「せせらぎ広場」や広大な「中央広場」をはじめ、「バードサンクチュアリ ( 野鳥の森 )」「冒険広場 ( フィールドアスレチック )」 「メタセコイヤの森」「ポプラ並木」「水元大橋」「水生植物園」「はなしょうぶ園」「水元かわせみの里」「金魚展示場」など、数々の見所があります。

また四季折々の花々も美しく、特に春の「桜」や初夏の「花菖蒲」は一見の価値があります。 他にも、都の天然記念物の「オニバス」や絶滅危惧種の「アサザ」など、貴重な花々をたくさん見ることができます。

なお、水元公園の基盤である「小合溜」とは、1729年 (亨保14年) に灌漑用水を調整する目的で江戸幕府 ( 8代将軍吉宗の時 ) によって開削された遊水池です。
当時の人々がこの遊水池を灌漑用水の水源としていたことから「水元」という名称が付いたといわれています。

この公園を訪問しての私の感想は、
「まさか東京都内に、こんな水郷風景があるとは…」というものでした。

駅からこの公園に移動している道中は家々が所狭しと立ち並んでいる、いわゆる都会の町並みなのですが、 公園敷地内に入るとこれまでの閉鎖感が嘘だったみたいに、目の前がぱあぁ～っと開けて辺り一面が水景色になります。 大規模な水郷風景なら都外にたくさんありますが、こんなにギャップを感じたのは、ここが初めてでした。

ちなみに、この公園で特に私が気に入ったのは、上段写真左「小合溜の景観」です。
「青く晴れ渡った空、ゆらゆら揺れる青い水面、時折吹く心地よい風…」
気がついたら、1時間以上もこの場所に座り込んでいました。

ということで私は、この水元公園をすごく気に入ってしまいました。
ちょっと交通の便が悪い ( 最寄り駅「JR・金町」から徒歩20分、「京成バス・水元公園」から徒歩7分 ) というのが玉に瑕ですが、また訪問して、水辺でのんびりしようと思っています。

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