

						茨城県古河市にある「古河総合公園」に行ってきました。
						「古河総合公園」は茨城県の西端、渡良瀬川のすぐ側にある都市公園です。
						から成る「古河総合公園」は「水と歴史と花に彩られた市民のいこいの場」として、
						1975年 ( 昭和50年 ) に開園しました。
						この公園は「古河市民みんなで公園を作っていく」ことに力を入れており、
						市民による園芸活動や自然観察、公園の整備・管理、各種イベントなどが、
						日々、精力的に行われています。
						その甲斐あって、2003年、日本で初めて「メリナ・メルクーリ国際賞」
						( ユネスコとギリシャが主催する、文化景観の保護と管理に関する賞 )
						を受賞するなど、国際的にも非常に注目されています。
						本園の見所は、なんといっても園内北部にある約2000本の花桃。
						そして、古河公方ゆかりの史跡、古民家などの歴史建築物などが挙げられます。
古河公方 ( こがくぼう ) とは、室町時代~戦国時代に下総国古河を本拠地とした関東足利氏。
								当時勢力を誇っていた関東足利氏は鎌倉を本拠地としていたが、享徳の乱という内乱によって
								二派に分裂。その際に鎌倉から古河に本拠地を移動した一派が古河公方となる。
								初代の古河公方は第5代鎌倉公方の足利成氏。
						その他、森や林の遊歩道や御所沼脇の遊歩道、水遊びができる人工浜、
						全面ガラス張りで、とってもオシャレなカフェテラスなど様々な見所があります。


私が今回「古河総合公園」を訪問したのは、今が旬の「花桃」を見るため。
						上でも書きましたが、古河総合公園には約2000本の花桃が植えられており、
						見頃の3月中旬から4月上旬までは、まさに「桃源郷」と呼ぶに相応しい風景を
						見ることができます。
						ということで、勇んで出かけたのですが・・・
						この日 ( 訪問日は 2010/03/22 ) は、まだ少しだけ早かったみたいですね。
						公園の発表も「全体の3割程度の開花」ということでした。
						( とはいえ、満開の木もあったので、個人的には十分満足しましたが。)
						多分、このレポートを公開した日あたりが、ちょうど満開の時期だと思います。
						満開時は「辺り一面、上から下まで真っピンク」になるみたいなので、
						近々、晴れた日に再訪問しようかな、と思っています。
ところで、今回「古河総合公園」を訪問して私が感じたことは、
「この公園は、池泉回遊式の日本庭園みたいだ。」
ということでした。
						小高い山があり、池があり、その中、および、周囲に遊歩道がある。
						園内の端側に花咲く林 ( 桃林 ) があって、至る所に四季折々の花々がある。
						そして、園内中程には建物 ( カフェテラス ) がある。
そんな感じだったので、まるで和洋折衷の大型日本庭園のような印象を受けました。
ちなみに「古河総合公園」では、現在「古河桃まつり」が開催されています。
開催期間は 2010/03/20 (金) ~ 04/05 (月)。
						桃の花はもちろん、各種イベントが盛りだくさんなので、
						興味のある方は、是非訪問してみてください。
ただし・・・
						休日はものすごい混雑するので、ゆっくりひっそり花桃を楽しみたい方は、
						休日の訪問は避けた方がいいと思います。
						桜の花見みたいな感じで桃の花の下に陣取って飲み食いする人がたくさんいるので、
						写真撮影や散策目的だと、休日訪問は地獄です。
逆に、お祭りや花見酒を楽しみたい方は、休日の訪問がオススメです。
						つまり、うまくタイミングを計れば、どちらも楽しめます。
						ちなみに私は、どちらも楽しみたい派です。( 笑 )
